ピースボートでは、寄港地にちなんだイベントが行われ、インドネシアの近くをクルーズする頃には、
インドネシアの歴史や文化を学び、伝統舞踊を鑑賞するインドネシアンナイトと呼ばれるイベントが開催されます。
インドネシアンナイトの内容
インドネシアの歴史・文化・特産物を学び、伝統舞踊を鑑賞し、インドネシア料理を楽しむという流れでイベントは進行します。
インドネシアの歴史・文化・特産物について学ぶ
影絵芝居のワヤンクリ:物語で音楽に合わせて操り人形が踊ります。
まずは、インドネシアの歴史・文化・特産物を学びインドネシアを知る事から始まります。
スライドショーで歴史が分かりやすく説明されます。
インドネシアは現在はイスラム教の国ですが、元々はヒンドゥー教の国だったそうで、
第2次世界大戦時は日本に占領された事もあるとの事です。
バリ島の伝統舞踊ケチャ・ダンスを鑑賞
ケチャダンスは「チャチャチャ」という大きな掛け声で始まり、結構迫力のあるダンスなので初めて見る人はビックリします。
本場バリ島でもケチャダンスを見ましたが、ピースボートの船内で見られるケチャダンスは結構なクオリティで本場顔負けの本格的なダンスを鑑賞する事ができました。
インドネシアの伝統舞踊は独特の動きをするので見入ってしまいます。
彼は、バリ島でも観光客を相手に伝統舞踊を披露していた元プロだそうで、動きに年季が入っていました。
クライマックスには、みんなで「チャチャチャ」と大盛り上がり!!
実は、ダンスをしているのは船で働くクルーさんで、部屋をキレイにしてくれているハウスキーパーさんやレストランで働くスタッフさんのが居ました。
後で話を聞くと、この日のために毎日の仕事が終わってからみんなで一緒に練習していたのだとか・・・
夕食にはインドネシア料理が振る舞われる
インドネシアンナイトの夜は、テーブルがインドネシアスタイルにセットされ、食事はインドネシアの伝統料理を日本人向けにアレンジした料理が提供されます。
メインディッシュ・インドネシアプレート
インドネシアの定番料理のサテ・ナシゴレン・ミーゴレンです。
サテアヤム(サテ=串焼き・アヤム=鶏)は、インドネシアの焼き鳥でピーナッツソースがかかっています。
ミーゴレン(ミー=麺・ゴレン=揚げる)は、インドネシアの焼きそばで、日本のものに比べるとピリ辛。
ナシゴレン(ナシ=米・ゴレン=揚げる)は、目玉焼きがトッピングされたチャーハンです。
前菜・スープ・デザート
前菜は、ピーナッツソースがかかった豆腐と野菜のサラダの「ガドガド」(意味はごちゃ混ぜ)
スープは、チキンとピーナツのスープ「ソト・アヤム」(ソト=スープ・アヤム=鶏)
デザートは、ココナッツミルクとタピオカ
日本人向けにアレンジされたインドネシア料理は、本場よりも美味で価値ある夕食になりました。
まとめ
インドネシアナイトは、ピースボート・世界一周クルーズのイベントの内で参加する価値のあるイベントの一つで、目でも舌でも異国を味わう事ができます。
体験ができて勉強にもなるので、異国を味わいたい・異文化を学びたい方にはお勧めです。